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22 May 2025
Osaka, Japan
Netherlands-Japan-HTDX-Conference-2025
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Open until 15 May 2025

ハイテクDX Deep Dives (15:45-17:00)

下記5つのセッション同時並行

セッション 1: コンピューティングとネットワークの未来

テーマ
未来のコンピューティングおよびネットワークシステム、高度なワイヤレス通信、高性能コンピューティングは、超高速データ転送、低遅延、高いセキュリティを基盤とした、完全にデジタル化された持続可能な社会にとって不可欠です。その鍵を握るのが、半導体、フォトニクス、量子技術、AI&データシェアリング、Beyond 5G/6G などの最先端技術の進歩であり、これらどのように融合し、新たな社会インフラを築いていくのかが、今まさに問われています。

目的
本セッションでは、この技術革新を実現するために必要な要素について議論します。未来のコンピューティングとネットワークの発展において、どのプレイヤーがどの役割を担うのか、導入はどの領域から始まるのか、そして技術的・社会的にどのような課題が立ちはだかるのか。こうした問いに向き合いながら、これらの技術の進化がもたらす恩恵と、その活用によってどのような社会が実現されるのかを探ります。

また、日本とオランダが持つ強みを活かし、両国の共通基盤(Common Ground)をどこに見出し、どのような形で協力を深めていけるのかを考えます。最先端技術の発展を通じて、より持続可能で効率的な社会の実現に向けた道筋を描く場としたいと考えています。


セッション 2: エコシステム創出とオープンイノベーションの可能性

テーマ
製造、製品、サービスの複雑性が増す中で、外部との連携力は単なる強みではなく、もはや必要不可欠な要素となっています。エコシステムの一員として積極的に関わり、オープンイノベーションを実践することは、最先端技術や多様な専門知識への迅速なアクセスを可能にし、新たな競争優位性を生み出します。

目的
本セッションでは、まず「エコシステム」や「オープンイノベーション」という概念が日蘭においてどのように捉えられているのかを整理し、共通点や相違点を明らかにします。その上で、エコシステムの創出、アライアンスの形成、バリューチェーン全体におけるオープンイノベーションの実践について、具体的な事例を交えながら、その利点や可能性を探ります。また、ハイテク・デジタル社会を実現するために求められる連携の在り方を考察し、官民の協力や政策、実際の取り組みから何を学べるのかを議論します。

また、日本とオランダが持つ強みを活かし、両国の共通基盤(Common Ground)をどこに見出し、どのように連携を深めていけるのかを探ります。オープンイノベーションとエコシステムの発展を通じて、より持続可能で革新的な社会の実現に向けた道筋を描く場としたいと考えています。


セッション 3: デジタルトラストの創出

テーマ
デジタル社会を実現するためには、デジタルトラストの構築が不可欠です。この「トラスト」は、政策、技術、安全性が相互に作用することによって成立します。データプライバシーやセキュリティは信頼の基盤を形成し、デジタル技術開発における設計原則は「信頼性」でなければなりません。プライバシー規制やデータ取扱いの設計はどのように進めるべきか。これらの課題にどう対処し、社会全体の信頼を確保できるのかが重要なテーマとなります。

目的
本セッションでは、ユーザーデータの保護を確保しつつ、「プライバシー・バイ・デザイン」を通じて企業のイノベーションを支えるための実践、政府の政策 について議論します。また、透明性とユーザーによる制御を前提とした設計、データ保存と取扱いの方法についても探求し、日蘭の共通基盤(Common Ground)をどこに見出し、どのように協力し合って、より安全で信頼性の高いデジタル社会を築いていけるのかを議論します。


セッション 4: Society 5.0・成長市場におけるHTDXの先進事例

テーマ
未来の社会や経済を創造するためには、明確なビジョンが必要です。私たちが目指す未来とはどのような姿でしょうか。15年後、20年後の社会はどのように機能し、どのように進化していくのでしょうか。今は実現が難しくても、将来的に取り組むべき技術とは何か。政府、シンクタンク、研究機関、企業は、どのように未来を見据え、それを実現しようとしているのでしょうか。これらの問いに対する答えを共有し、次世代社会の実現に向けたビジョンを描きます。

目的
本セッションでは、未来の社会に向かう具体的な取り組みを紹介します。未来のビジョンにとどまらず、すでに開発が進んでいる技術の応用や、それらがもたらす可能性についても議論し、参加者に新たなインスピレーションを提供することを目指します。また、日本とオランダの共通基盤(Common Ground)をどこに見出し、両国がどのように協力して次世代社会の構築に向けて歩んでいけるのかを共に考えていきます。

セッション 5: ハイテクDX分野における人手不足と生涯学習の重要性 (英語のみ)

テーマ
ハイテクとデジタル化がますます重要な時代において、高度なスキルを持つ人材は不可欠です。知識、技術スキル、デジタルスキルの継続的な開発は、ますます速いペースでアップデートされる必要があります。これに伴い、一般教育だけでなく、生涯学習の重要性も一層高まっています。特に、半導体、フォトニクス、量子技術、AI、Beyond 5G/6Gなどの基盤技術分野における人材不足は、今後の社会と経済の発展における重大な課題です。

目的
本セッションでは、高等教育機関、民間企業、研究機関がどのように連携し、意識や制度の変革を実現できるかを議論します。人材育成、流動性、そして人材交流において、日蘭が互いにどのような知見を共有し、協力できるのかを探ります。また、日本とオランダの共通基盤(Common Ground)を見出し、両国がどのように力を合わせて、人材不足に対応し、持続可能で革新的な社会を築くための道筋を描くかを考えます。


Location
Hilton Hotel, Osaka, Japan
Organised by